
物置が好き、だから楽しい物置を作りたかった。
物置という製品は、メーカーがどんなに品質と耐久性に優れた物置を製造しても家電や自動車とは違い、各部材セットでお客様のところへ届く製品なので、物置の品質と耐久性は50%しか成立していません。それを私たちが各部材セットをトラックに積み込んで配送し、1,000軒あれば1,000通りの現場で物置を組立工事していきます。そしてキチンと組立工事をすることによって、はじめて物置の品質と耐久性が生かされます。ですから、物置は製造するメーカーが50%・施工会社が50%、合わせて100%になるわけです。私たちフジ産業は、企画デザイン・製造・配送・組立工事まで自社社員で一貫して行うことこそが、お客様にとって一番満足していただける物置だと信じております。物置を好きで作る人と仕事で作る人では全く違う物置になる。

良い物置の条件とは何か?
私が考える良い物置とはマツモト物置に限らず『お客様がどんなモノをしまうのか、どんな環境の場所に設置をするのか』で大きく変わってきます。そのニーズに応えられるのが良い物置だと思います。「丈夫さ・頑丈さ、耐久性が有る、使いやすい」などの基本的な特長が良いのは物置として当たり前のことです。例えば勝手口の奥に物置を設置する場合は右開きの方が良いのか、左開きの方が良いのか、重く出し入れしにくいモノを入れるのであればシャッタータイプの物置の方が出し入れのストレスが無くなる。中にホコリを入れたくなければ2重構造の物置が良いなど、それぞれの環境に合った物置が一番良い物置になると思います(シャッタータイプや2重構造の物置はイナバ物置とヨド物置にはあります)。
「サビに強いか・弱いか」に関して言えば、海沿いに置く場合は内陸部に比べてどうしても潮風にさらされ、サビやすくなります。夏場は朝から晩まで陽が当たるか当たらないか、土の上に設置するかコンクリートの上に設置するのかでも湿度の問題で土の上の方が物置が痛みやすくなる。また物置の近くの植木から葉が屋根の上に落ちて溜まらないかなど、状況は様々で住宅事情や自然環境によって変わってきます。 あとは、どれだけ高耐久の物置であっても組み立て時に物置が少しでも斜めに歪んでいたりすると製品の寿命を縮める事にもつながります。お客様とお話をする時にまず私たちは「お客様が物置に何をしまうのか、どんな場所に設置して、どのように使うのか」をしっかりとヒアリングさせていただきお客様の環境に合う物置を提案させていただいております。そこで選んだ物置がお客様にとって良い物置になります。

「マツモト物置は丈夫なのか?」の質問について
よくお客様から「マツモト物置は丈夫なのか?」というご質問をいただきます。一番簡単に丈夫さ・頑丈さを分かっていただくのは実際にEXHIBITION HALLに来ていただき、マツモト物置を直接見て触っていただくことだと思います。そうすれば、丈夫さ・頑丈さを解っていただけるはずです。また、その丈夫さ・頑丈さを数値化したものが製品重量となります。マツモト物置のカタログには品番のすぐ下に製品重量を記載しています。製品重量をご確認いただければマツモト物置がどれだけ鋼板を使用して重い物置なのかが解っていただけるかと思います。例えば、同じ価格20万円の物置でも製品重量が200kgの物置と280kgの物置では製品重量が280kgの物置の方が鋼板を多く使用しているので圧倒的に丈夫になります。マツモト物置はそのような製品重量で丈夫さ・頑丈さにとても自信があります。そもそも私が物置を作ろうと思った時に低価格・低品質で人気物置のコピーを作るという考えは最初から1%も無く、「物置は丈夫・頑丈でなければ良い物置とは言えない」という考えのもとに作り上げた物置がマツモト物置です。
そして、マツモト物置に限らず、メイドインジャパンの丈夫な物置には各パーツの接合部分の強度を最大限生かす為、ネジ板を採用しています。ネジ板が有るか無いかでは丈夫さ・頑丈さ、長期間の耐久性も明らかに変わってきます。そういう所も含めて、『オドロキモノオキマツモト物置』のオドロキとはデザインだけでなく丈夫さ・頑丈さ、製品重量も含めてオドロキの物置です。物置のデザインや色の好みは十人十色ですが、丈夫さ・頑丈さ、耐久性は物置にはとても重要な事なので、そういう部分も含めてマツモト物置の事を知っていただけるととても嬉しいです。

物置を好きで作る人と仕事で作る人では全く違う物置になる
私は良い人間でもないし、良い経営者でもない。私に対して多くの批判と少しの賞賛がある。正直、他人にどう思われようが気にしていないし、他人を語れるほど立派な教養もない。悪くも良くも私は物置のことしか分からない。それ以外にはほとんど興味がない。今思えば、私には「マツモト物置」しかなかった。本当にそれしかなかった。マツモト物置が私の人生を救ってくれた。販売当初、「さんかく屋根・オール1カラー・組立完成価格の物置なんて売れるわけがない」と、数えきれないほどの傍観者から批判や苦言、笑われ、バカにもされた。でも、マツモト物置を選んでくれるのは 傍観者たちではなくお客様だ。だから、そんな空っぽの評価は全く頭に入ってこなかった。お客様ご家族にマツモト物置を選んでもらい、家族皆さんの想い出だらけの物置にしてもらえれば本当に嬉しく思う。価格で選ぶ物置は“物”だが、家族の想い出を入れる物置は“人生の一部”になる。私はそういう物置を作りたい。最近はマツモト物置の「パラサイトデザイン物置」も増えてきて、デザインやコンセプト、SNSのメッセージも誰が見てもハッキリ分かると思う。別に笑いはしないが、そういうのは個人的には嫌い。だって、ダサいでしょう。それは物置も人も同じだと思う。私は他の物置を見てデザインするのではなくファッション、アート、映画、マンガ、音楽、ゲーム、さまざまなカルチャーの中で多くの作品や人からインフルエンスを受け、物置デザインに関わるすべてを考えている。
私の仕事は、マツモト物置を買う人、作る人、運ぶ人、組み立てる人、売る人、考える人、みんなが「マツモト物置で良かった」と思ってくれるようにすること、それだけ。私ならできると思う、誰よりも物置が好きだから。物置最高!
そして皆さん、HAVE A NICE MONOOKI!
松本雄一郎 1975年10月6日生まれ。マツモト物置のフジ産業株式会社も1975年5月創業、物置業界No.1のイナバ物置も1975年2月販売開始であることから自称「物置の子・ULTRA SUPER FANTASTIC MONOOKI BOY」を名乗っている。マツモト物置のプロダクトデザイン・WEBSITEやカタログ、OFFICIAL EXHIBITION HALLや新社屋、アパレルのデザイン、SNSの発信、マツモト物置に関する全てを担当している。フジ産業(株)入社後、最初は物置の組立工事から始め、半年で物置メーカーの全国組立競技会で優勝。 趣味は物置、 特技は物置。 好きな食べ物は、 お赤飯、 おいなりさん。






