Inside Story

EPISODE GM

「あの物置がほしい」そう思ってもらえる物置を造りたかった。

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今回のGMがマツモト物置10シリーズ目の物置です。 物置のイメージは今までだと四角い物置のイメージで、すでに様々な物置メーカーがあります。今の物置は扉のカラーが選べて、販売価格もほとんど同じで、どこで購入しても同じ様なデザインの物置しか売っていません。そういう状況で当社がマツモト物置MAを2年前に発売し、それ以降、今までにはない物置を発表してきました。マツモト物置は他の物置とデザインは違っても販売価格は同じような価格帯で販売しているのが現状です。ただ、マツモト物置の基本的なコンセプトにもありますが、私自身「ほしいから、買いたいと思ってもらえるような物置をつくりたい」と常に考えていますし、物置というとあまりスポットライトが当たらないような製品だと思います。例えば、「荷物を片付けたいから物置を買おうか」とか、「丈夫だったら何でもいいや」とか、そうやってとりあえず買うかみたいな考えではなく、「あの物置がほしい」「あれを自分の家に置いてみたい」と、お客様に思ってもらえるような物置を造りたかったし、それが今回のGMそのものズバリだと思います。そういう位置づけの物置は、GMだけだと思います。

GMというあたらしい物置が、どのように評価されるのか。

例えば、クルマなら100万円~1000万円以上する価格の幅やデザイン・スペックの差があります。それは、時計でも住宅でも牛肉でも価格の幅があります。時計の場合、500円の時計でも100万円の時計でも「時間がわかる」という用途は同じです。でも、500円の時計にはメーカ名も原産国も求めない。でも、100万円の時計であればメーカー名も原産国も求めない人はいません。それは、ブランドという安心感や満足感という付加価値をお客様は求め、購入するわけです。しかし、国内の物置はデザイン・品質は間違いなく世界一だと思いますが、どれも四角い物置のデザイン・品質、販売価格も同じような状態が40年以上続いています。そのすべての幅が非常に狭かった。GMという物置で他の商品のように幅を広げたかった。

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確かにマツモト物置は、さんかく屋根という特長もあるし、アフターフォローがついているとか、他社ができないサービスをしていることも、もちろんありますが価格帯とかデザインとか今、考えられることをカタチにしたのがGMです。荷物を入れるだけの物置としたら、機能なんて全物置メーカー同じだと思いますが、やはりデザイン・選べる幅のトップになるための物置を私は考え、造りたかった。

国内の物置メーカーは素晴らしい物置ばかりですが、マツモト物置以外は「お客様でも組立できますよ」ということを、一つの特長としてアピールしています。 しかし、マツモト物置はお客様では組立できない物置です。何故なら、デザインが違う・屋根の形状が違う、そしてどの物置より重いのでお客様では持てません。これは、組立工事に慣れているプロの人たちでないと安全に運ぶことも出来ません。そういうことも含めて、マツモト物置は組立完成価格でやっています。どちらかというと、他の物置メーカーとまったく反対の立ち位置にいます。物置を製造し、お客様に満足して頂きたいということに関しては全物置メーカー同じだと思いますが、マツモト物置はそういう方法でサービスをさせていただいています。GMをはじめ、マツモト物置の多くの製品は最初から組立工事も含まれていることが前提でなければ成立しなかった製品だと思います。

今までのMAとかMHとかデザインは違えど価格帯というのは、他の物置メーカーの同サイズと同じような価格帯でした。それは、やはりマツモト物置も造るからには販売しないといけないからです。マツモト物置の場合はどこで購入していただいても同じ価格で販売していますが、これまではその価格帯から大きくはみ出すことはできませんでした。しかし、このGMは違います。デザインも価格帯もまったく違う、そういう物置があっても私はいいと思います。「GMを自宅に置いてみたい」「物置を買うなら絶対GMがほしい」と思っていただける物置です。「安くて丈夫なら何でもいいや」で購入されるのであれば、何のために造っているのかわからないと私は強く思います。その中で、GMというあたらしい物置がお客様にどのように評価されるのか、物置業界全体にとっても非常に大事になると思います。

少しでも物置業界を良くしたい。

モノオキモンスター

物置という製品にもっとスポットライトが当たるようにしたい。例えば、家電やクルマであれば新型が発売されれば、黙っていてもテレビ・新聞、インターネットで大きく取り上げられます。でも、物置ではそんなことはない。絶対にない。「物置を買うなら絶対あの物置がほしい」「あの物置を買うのが夢だ」とそういうことをお客様に少しでも言っていただけるような物置業界にしたい。そして、売ることだけではなく物置業界全体も変わらなければいけない部分も多くあると思います。今、業界に必要なのは強い信念と強いリーダーシップです。私たちの業界は、私たち自身で守らなければ何のために働いているのか、何のために生活しているのかわからなくなってしまいます。何故なら私の苗字は「松本」であり、この物置業界で働き、少しでも物置業界を良くしたいと思っている一人だからです。 GMも物置としての「中に荷物を収納する機能」は他の物置と何ら変わりません。ただカラーを統一し、木目調パネルを付けて、他にはないデザインを良くしただけです。物置はただ荷物を入れるだけと言わてしまえばそれまでですが、GMのようなあたらしい物置があってもいいと思います。

フジ産業株式会社 マツモト物置 企画デザイン 松本雄一郎

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